新型コロナウイルス感染症対策
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて、歯科医院への通院をご不安に思われている方も多いのではないかと思います。
少しでも安心して治療を受けていただくために、当院で取り組んでいる感染症対策についてご案内します。
患者さんの体調に関する問診
厚生労働省、日本歯科医師会等の指針により、以下の項目に該当する患者さんは治療をお断り、または延期させていただきます。
- 風邪の症状や 37.5℃以上の発熱が4日以上続いている。(解熱剤を飲み続けなければならない方も同様です)
- 過去14日以内に咳や呼吸困難などの呼吸器の 問題が発生した。
- 強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある。
- 過去 14 日以内に海外に旅行した。
- 過去 14 日以内に新型コロナウイルス感染が確認 された患者と接触した。
- 過去 14 日以内に海外から来た人々と接触した。
- 過去 14 日以内に二人以上の発熱や呼吸器の問題を抱えている人々と濃厚接触した。
- 最近、味や臭いが判らなくなった。
治療に当たっての感染症対策
上記に該当しなかった患者さんに対しても、万が一に備え、十分な感染症対策を行います。 これはスタンダードプリコーションという感染予防の考え方で、「全ての患者さんが感染症である」という仮定で対策を行うことによって、次のような場合にも感染を防ぐことができます。
- 感染しているが症状が出ていない、または軽度なため、感染している自覚がない
- 感染しているが問診の際に申告を忘れてしまった
- 未知の感染症に感染している
そのために当院では次のような対策を行っています。
- スタッフの感染防護対策(医療用マスク、ゴーグル、フェイスシールド、グローブなど)の徹底
- スタッフの毎日の検温及び手指消毒の徹底
- スタッフ及び家族が発熱、咳、倦怠感を伴う症状を訴えた場合の自宅待機及び医療機関受診の徹底
マスクに加え、ゴーグルやフェイスシールドなど、物々しい状態での対応となりますが、新型コロナウイルス感染症の事態終息までご理解とご協力をお願いします。
院内・設備に関する感染症対策
診察チェア周りは、使用ごとにアルコール消毒を行っています。
治療に使う器具は高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)にて滅菌を行います。
滅菌した器具はこのように滅菌状態のままパック詰めして保管します。
ハンドピース(歯を削る機械など)も同様に、滅菌後パック詰め保管です。
チェアサイドでは口腔外バキュームを使用し、飛沫が飛びにくい環境にしています。
診療時間中は診療室内の全面換気を行っています。
感染予防のために患者さんにお願いしていること
- 受付での消毒用アルコールによる手指消毒
- 待合室でのソーシャルディスタンス(社会的距離)の確保
- 待合室における雑誌等の撤去
- 診療室内の空中ウイルス密度を少なくするための診察と診察の間に時間的インターバルの設定
- 来院時の体温測定・問診による体調確認
- 処置前の抗菌性洗口液によるうがいの実施
患者さんにはご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします。